平成最後だから、?

 

 

 

自覚症状はバグったままで運命の糸が音も立てずにちぎれた 何度も何度も手繰り寄せたのに すくい上げたものすら簡単に指の間から零れ落ちる 腐った言葉も後悔も思い出でしょ?なんて言うから未だに忘れさせてくれない 記憶の奥の方に歪んだ答えは見えていたのにそれでも。

 

 

尋ねても返ってこない 自分の意思も信じられないよ どうか打ち明けないで 種明かしするには早すぎるし答え合わせなんてしたくないってほら君も思ってる 甘い甘い世界がそこにあるなら閉じ込めて欲しかった 近付けば近づくほど減る興味 丁度良い距離って何処だ 純白の黒色 矛盾に潜む色気 共通点は君と私を繋げる最後の糸。

 

 

 

 

時代が変わっても変わらないものは大切なものですか 真実ですか 変わってほしいと願ったことも夢のように 誰のせいでもない眠れ悲しみ この嫌な現実から潔く身を引いて。