He is not the man that he was when I first knew him.

どんな問いにも重ね続けた偽りは自己防衛という名の保険か優しい嘘か。今更どうだっていいけれど重ねなきゃ意味をなさない優しさなんてどこにもないよ。保険をかけなきゃ生きていけないなんてつまんないね。風邪の熱がズルズル先延ばしにした過ちを正当化し…

What if xx should find this out?

She was unhappy for all wealth. しあわせってなに。記憶が痛い。予防線をはりすぎたせいで身動きが取れないね。永遠負のスパイラルこんにちは。人間のカテゴライズも気持ち悪い。キラキラした偽り。尖ってるらしさ。特別が欲しかったのに。何もかもが気に…

あたまがいたい

絶望的に見返りを求めることは善でも悪でもないと許してしまえば、何が言えるかより何を言わないかを優先すれば、死んでいく感性も泣けない映画も納得がいく。視点を多く持つほど味わう苦痛が増えるのにどうして人は何でも欲しがるの。 相手に地獄を見せたい…

ずっと鮮やかに

あれもこれも被害妄想で綺麗事に踊らされ右も左も分からないね 永遠に子供でいられたら幸せだったのにな 音で耳を塞いでも脳内にこびり付いた平凡でくだらない明日 誰のための命 死ねないから生きてるだけの脳死 悲しみで溢れた物語に逆転劇なんかなくて 常…

夏の終わり

いつも何かを失くした気がする夏の終わり 鎖に繋がれた絶望は途切れることがない 燃え上がる種は果たせなかった約束 闇に溺れればいいなんて簡単に言ったくせに 踊る髪が夜を撫でる 罠に誘うように囁いては悲しい顔をする いつまでもずっと他人の制作物に頼…

帰れないところまで来たみたいだと気付いたところで為す術はない愚か者。誰がこの間違いの対価を払うのと責任転嫁をしたかった今日の私はつまらない最低の暮らしの中で緩やかに死んでゆく。 綺麗な無数の音に救われたように思えたのも束の間、知らない声が重…

555

深くなる傷を見ないふりでやり過ごし、ギュッと目をつぶって何も無かったことにする。慣れた痛みも気付かないふりでもう後戻り出来ないところまで来てしまった今日という日に終止符をうちたいと昨日と同じことを思ってる。 大切にしたいものほど壊してしまう…

メビウスの香りがする7月。

信用できる敵みたいな君を 傷つける覚悟が私には足りない 愛にできることなんて最初から何も無かったんだと気付いた頃には メビウスの香りが上書きされることは無くなった 愛してくれる人を失うことは 愛する人を失うよりも悲しいらしい 写真の中じゃいつま…

the kind of affection you needed

I'm sorry I couldn't fulfill my love to you. 君の選んだ正しさは間違いだらけで 私を優しくそっと傷付けた いつしか埋め尽くされた嘘は もう取り返しがつかなくて 縋った記憶さえ嘘をつき出したんだ 鈍痛のような苦しみが続く退屈な日だって この関係がま…

ウソツキ

“ 「やっぱりあなただけだ」って お決まりのセリフも簡単に口にしてんの 全部知ってるから ” 薄情だなんて言わないでよ シナリオ通りに進んだ駆け引きに飽きたでしょ 見え見えの嘘をついたって 答えはきっと変わらないんだ 嫉妬も束縛も面倒だね 早く消えてお…

その香りを嫌いになる前に、

「 さよならだね、 最後に君の名前 呼び捨てにしてみるけどなんか泣きたくなるよ 」 繋ぎとめられなかった思いも心も身体も 全部全部が消えてしまえばいいのにと 独りよがりの苦しみが私を縛り付ける夜も いつかは明けてしまうらしい。 君の声が鮮明に蘇る朝に…

なんでもないよ

たとえ嘘でも唱え続ければ君はいつか勘違いしてくれると淡い期待を込めて繰り返した言葉は夜に溶けて消えていく。 愛想笑いの下で何を思ってるのと問いかけても秘密だと答えることもせず、不平も不満も綺麗に嘘で隠してしまう君が怖くて仕方ない。 過呼吸の…

煙草と間違い探し1

六本木の春。 いかにもな車からサングラスをかけた高身長がクラッチバックと共に降り立つ。 いいね、これからが夜の始まりだ。 あってないようなドレスコード。 訳の分からないゲームにはすぐ飽きた。 最終的にVIP席で寛ぐのがデフォ。 今日も飲めないお酒を…

おやすみ

ここではないいつかの世界で同じ時に生まれてしまったならばすれ違うことのないように、すれ違っても振り返ることのないように、振り返っても声を掛けることのないように、声を掛けても抱きしめることのないように、と強く願った夜はいつも上手く息が出来な…

離したくなかった夜も 来て欲しくなかった朝も 壊してしまえばよかった 手を握れば握り返してくれるのに 好きだと伝えたところで同じように返してくれない君は 気のある素振りをするだけで 本当はなんとも思っちゃいないんだ 見苦しい駆け引きはやめて 見透…

初めまして

どこかのロボットのように同じことを繰り返し続けるのは君も私も同じで寂しさを埋めるのは無責任な愛でその寂しさは俺じゃなきゃ満たせないでしょって綺麗事ばかり語るその口もさっさと塞いで何もかも忘れさせてあげる 見返りなんて求めてないから安心して溺…

あの日から1年が経ちました。

歩き煙草をする人が横を通り過ぎる度に気付いてしまう未だに忘れられない誰かのことも、Twitterに流す終わりの知らない承認欲求も、いつかの夜に確信へと変わった傾いた愛も、苦し紛れの分かりやすい小さな嘘も、何もかも鬱陶しくて堪らないんだ。 耳に響く…

二度と触れられないように

それはリモコンでチャンネルを変えるくらいに簡単なことで 1人で生きていけるくせに ほらまた同じようなおもちゃを探してる 捕まえてはどうせ壊すんでしょ もう取り繕うのはやめて 綺麗事並べるのもやめて 救えない愛はなかったことにしようよ 無理して連絡…

暇つぶし

いつだってそう 本音も建前も見分けがつかないくらいに酔わないと 目を見て話してはくれない 純愛を語るには少し大人になりすぎた 突然の電話は気まぐれで 次の約束はしないのにまるで明日会えるみたいに またねって繰り返すの 騒がしくて仕方ない世界で 苦…

し合わせ。

「幸福な家庭はみな似通っているが、不幸な家庭は不幸の相もさまざまである」 とトルストイは小説『アンナ・カレーニナ』の冒頭に記した。 しあわせになりたいだなんて 冗談のような本音を繰り返しては 今日も私の知らない顔で笑ってるのかな。 言えない恋は…

バイバイ

重ねた言葉は嘘だらけでも やけに優しく感じるのは最後だから? 何でも 最後 って 特別感を与えたがるのは悪い癖 最後に託けて絶対付けなかった印を刻んどいた 訳の分からない独占欲、愛おしいでしょ? 逆にきみは私の首を指でなぞるだけ 印を付けるふりして…

私がどうしようもなく後悔するくらいに、

30分のやり取りで得た2人の これから が どうか正解でありますように。 孤独の先に見つけた逃げ場は 居心地の良さを求め過ぎた結果、 1番 大切なもの を失っていたね。 シナリオ通りに進んだ駆け引き そばにいてって切なく名前を呼んだあの日には もう戻れな…

日記

沈黙を嫌うきみは今日も電話の向こう側で中身のない科白を並べ続ける。 もう怒る気力もないんだ、ごめんね。 「私じゃなきゃいけない理由すぐに言えるの?」 お金が欲しいとでも潔く言ってくれたら 褒めてあげたのに。 人間性だなんてバカバカしい。 素がど…

熱が下がらない

外した時計をいつもベッドに置いたまま 立ち上がってタバコを探しに行く 薄暗い部屋で タバコに火をつける仕草が 19の私には大人に見えた タバコの先の炎が 赤く赤く光る度に なんだか肺が苦しかった 苦い苦い犠牲は完璧に夜を纏って 同じことを繰り返す 灰…

As far as I remember...

在り来たりな言葉でさえも 何故かこの胸に突き刺さる日は これで最後にしようと決めたはずなのに 他の誰よりも幸せにするからって、 大事にするよって、 思い出になるその前に 時計を狂わせておけば良かったね。 もう後戻り出来ないと知りながら そばにいて…

私の大好きなAAAについて。

【AAAから大切なお知らせ】 もう見たくないという願いは届かなかった 2020年1月15日。 「2020年12月31日をもちましてAAAはグループとしての活動を休止する」 最近は あらゆる最悪の状況 に対する心構えまでもしていたはずなのに いざこうして目の前に表示さ…

あけましてさよなら。

今思えばぎごちない距離感が最も愛おしかった。 相性がイイだなんて勘違いも甚だしい。 大事にするものを当たり前のように間違える。 大切にすればするほど壊してしまう。 甘過ぎるくらいが丁度いいなんて戯言、 もう聞き飽きたね。 不在着信の数だけ好きな…

エンドロールに、

さりげなく交わした約束が見事に忘れ去られた頃にまた似たような約束をする。暇潰しに更新し続けたストーリーは誰かの記憶に残したいなんてこれっぽっちも思っちゃいないのに見ず知らずの人に監視される。楽しいことがあると次はどんな苦しみに襲われるのか…

届くものは、?

It is not possible to understand other people's pain. 予想通りもハズレているかもしれない世の中で、特に正解もないけれど、ほんの何秒かの動画で人間の感情を揺らすのは簡単なんだなあと。 誰かに便乗して文句を言うのは得意なくせに燃えてしまう可能性…

What did you say?

句読点の独特なつけ方も 意味のわからないところで改行する癖も 本当の理由を隠したまま強がる性格も 理解したつもりでいただけで まだ少しも分かっちゃいないんだと知った日にも降り続いた雨はもうすぐ止む。 守るモノで溢れる毎日は窮屈だから 愛し方を忘…