2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

離したくなかった夜も 来て欲しくなかった朝も 壊してしまえばよかった 手を握れば握り返してくれるのに 好きだと伝えたところで同じように返してくれない君は 気のある素振りをするだけで 本当はなんとも思っちゃいないんだ 見苦しい駆け引きはやめて 見透…

初めまして

どこかのロボットのように同じことを繰り返し続けるのは君も私も同じで寂しさを埋めるのは無責任な愛でその寂しさは俺じゃなきゃ満たせないでしょって綺麗事ばかり語るその口もさっさと塞いで何もかも忘れさせてあげる 見返りなんて求めてないから安心して溺…

あの日から1年が経ちました。

歩き煙草をする人が横を通り過ぎる度に気付いてしまう未だに忘れられない誰かのことも、Twitterに流す終わりの知らない承認欲求も、いつかの夜に確信へと変わった傾いた愛も、苦し紛れの分かりやすい小さな嘘も、何もかも鬱陶しくて堪らないんだ。 耳に響く…

二度と触れられないように

それはリモコンでチャンネルを変えるくらいに簡単なことで 1人で生きていけるくせに ほらまた同じようなおもちゃを探してる 捕まえてはどうせ壊すんでしょ もう取り繕うのはやめて 綺麗事並べるのもやめて 救えない愛はなかったことにしようよ 無理して連絡…

暇つぶし

いつだってそう 本音も建前も見分けがつかないくらいに酔わないと 目を見て話してはくれない 純愛を語るには少し大人になりすぎた 突然の電話は気まぐれで 次の約束はしないのにまるで明日会えるみたいに またねって繰り返すの 騒がしくて仕方ない世界で 苦…

し合わせ。

「幸福な家庭はみな似通っているが、不幸な家庭は不幸の相もさまざまである」 とトルストイは小説『アンナ・カレーニナ』の冒頭に記した。 しあわせになりたいだなんて 冗談のような本音を繰り返しては 今日も私の知らない顔で笑ってるのかな。 言えない恋は…