Make sacrifice

 

 

思考する生き物として生まれてしまったことで この行動が正しいのかなんて この上無い不幸モノかもしれないだなんて 誰の為にもならない何の役にも立たない事を考えてしまうどうしようも無い夜は お得意の共依存で奈落の底の底まで一緒に堕ちていきたい。

 

もう二度と這い上がれないくらいに完璧な暗闇で ゆめを見れば見るだけ傷付いた 流せない涙はこの世で一番醜い と語る彼奴は存在せぬ愛をソコに見出そうと必死で そのうち絶望の縁取りを始める。

 

自分の上位互換で溢れる世界にもううんざりで それならいっそクズに成り下がってやると頑張ることをやめても 自分は自分を破壊しきれずに 無気力は結局のところわたしの首をジワジワと締めつけるに過ぎなくて 自分が可愛くて仕方ないとトドメを刺すことは不可能で この言葉達が君を呪うように祈ったって 君は戻ってこないし魔法が使えるようになれなかった自分だけがここに残ってる。

 

月に堕落を映そうとしても 手に届くのは転がる石ころで 慌ただしい日々に追われながら のろのろ息を吸って吐いて 瞬きすら面倒に感じて残された呼吸を嘆いて 今日も胃が痛むのに誰も心配してくれないし どうせ半分死んでいる夢の中でさえ何も思い通りにはいかない。いつも見る悪夢と独りよがりの愛と苦し紛れに残した言葉だけが私にまとわりついて苦しい。

 

 

 

甘い未来を期待して大したことをしてないなんて正気?