I know, you know...
眠る前はスマホを触ってはいけないらしい。
みんな何を考えて眠りにつくのだろう。
スマホを手放せば目を閉じれば後悔と不安が襲ってくる。
寝るという行為は半分死んでいる気がしてならない。
意識が薄れる。飛んでいく。
もしかしたらもう目覚めないことだってあるのかもしれないと微かな可能性を感じながら知らない人のキャスを聴きながら眠りに落ちた。
気付けば朝だ。まだ生きているのかと二度寝する。
もう子供では居られない。
悲しいことに全て自己責任らしい。
「生きていてくれるだけでいいよ」
何処かの責任など無い科白を信じてはニートになるだけだ。
現実は厳しい。めちゃめちゃ厳しい。
親と言葉を交わせば燃える燃える。
家族に隠してきた秘密は数え切れない。
信頼とはどこに存在するのか、教えてくれ。
せめて誘惑と逃避の結果はほぼ等しくあって欲しい。
誰も何も報われやしない。
隣でサラリーマンがカタカタとキーボードを叩いている。
仕事は現実と向き合う種なのか、はたまた現実逃避の一種なのか知る由もない。
今日で終わる命綱に何を願う。
虚ろな目に移るのは真実か否か。
それでは皆様、今日も最高の現実逃避を。