Night night

立ちくらみがする。 真っ黒なカーテンが上から降りてきて何も見えない。 裏切った数は記憶にないが 裏切られたあいつの顔は夢に出てくる。 主語が曖昧なとき 人は自分の都合の良いように解釈するらしい。 眩しすぎる夜も 戻らない時間も 遅すぎる後悔も 何一…

Night owl

名前も知らない他人が言う 苦しそうなその顔が好き。 噛みちぎる3秒前。 人の言うことを聞くのは楽だ。 玩具になるのも簡単だ。 黙っていればいい子になれるのかもしれない。 髪を撫でるその手が 耳に触れるその指が 気持ち悪くて鳥肌が立つ。 許せなかった…

The six sense

自分の正義とやらを振りかざして見ず知らずの人を悲しむ偽善者。 さぞかし暇なんだろう。羨ましい。 今日も相変わらず右目が痛む。 雲は流れる。空は青い。 青空にこの文たちが似合わないことは承知だ。 センスが悪いだなんて言うやつがいたら踵落としをして…

Just between us...

お金持ちの遊びに翻弄される人々。 騒ぎに乗じて人を騙そうとする悪人。 騙される者が馬鹿なのだと騙されている張本人が大口を叩く。 飼い猫に笑われておけ。 人間わかっていながらも黙って騙されることだってある。 どうか経験者は挙手を。 私と友達になれ…

Under the cover of night

東京の人は冷たいと言う田舎者が東京に住んで3年目、急行だの通勤特急だのややこしい東横線を未だに間違えまくる。 ぶつかる知らない人の肩、突然刺さる知らない人の鞄、おっと、目の前の知らない人がスマホを落とした。どこからか微かに香る煙草の匂い。 知…

About adieu

東京に来て東京ドームに足を運んで初めてわかる東京ドーム3個分。 人間は自分の目で見て手で触って実際に感じたものしか分かっちゃいない。 1階席一塁側。忘れもしないあの光景。 キラキラ光る眩しいライトに照らされたステージ。そうそれは去年の4月の衝撃…